就職活動に終止符を打ち、喜びを噛みしめるのも束の間、近づいてくる初出勤にドキドキしてしまう…と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、「初出勤の不安を軽くするために想定しておくべき3つこと」を書いてみました。
転職成功後の初出勤!想定しておくと良い3つのこと
こんな場面…あるあるです。
ひとつずつ、解説してみます。
グループウェアの使用は?
コロナの影響で、一時的にも在宅勤務も増え、それに伴い、社員間での情報共有やコミュニケーションをスムーズに行うためにグループウェアの重要性はますます高くなったのではないかと思います。
そもそもグループウェアは2018年の調べで、企業規模関係なく87%の企業が導入しているということでちょっとびっくりしました。
2018年以前で私が渡り歩いた会社では、グループウェアを導入している会社がほとんどなかったからです。企業の規模も小さいものも多いので当然だったのかもしれませんが。
さて、そのことを踏まえて。
新しい会社では昨今のコロナの影響での在宅ワーク社員がいることに加えて、グループウェアの普及率からして、やはり当たり前のように使用されている、と考えても間違いなさそうです。
そのグループウェア。いろいろな種類がありますね。調べてみると、本当に多い…すごい。
代表的なもので言うと
などなどでしょうか。
私は、2018年以降の数社でkintoneやGaroonもGoogle Workspaceも使用したことがあり、それぞれに慣れるまで少し時間がかかりました。
ファイル名や項目のタイトルの付け方ひとつ統一がなされていないと、過去の履歴を追うのも一苦労。
また、その会社独自の使い方や乱立するアプリなどがあり、その独自性に慣れるまでがそこに時間を費やしてしまう経験がやや多いのです。
なので、可能ならば、入社日より前に使用しているグループウェアを聞いておくのも手かもしれません。
これまでの会社で使用していたものならば、ラッキー。そうでなくともWebサイトなどでインターフェイスや使い方を軽く予習しておくことも不安軽減のために良いかもしれません。
どんな「社内ルール」があるか?
転職者が不安に思う事。人間関係や職場の雰囲気、仕事内容などはもちろんあるかと思います。
が、慣れるまで大変なものの一つが、「その会社独自のルールを掴むこと。」なのではないかと思います。
これまでの私が体験した中でいつも困るのが、
「その会社独自の略語」
例えば、
ディスプレイを「DP」と呼んでいる。
社内で作成した物を「内製」と呼んでいる。
などなど。
その他、
「その会社独自のやり方」
例えば、
倉庫へ商品が納品されるときには、外箱に中身の内訳を記載しなければならない。
以前の失敗からの教訓として、どんどん増えたルールがマニュアル化されておらず、口頭での伝言となっている。
などなど。
ただでさえ、「即戦力」として入ってきた中途社員という立場。
自分の実力外のところに体力と精神力が持っていかれるのが辛いところ。
でもここは、少しずつ覚えてゆくしかないところなので「想定内」と考えておく。
その会社にずっと勤務している人は、それが「会社独自のルール」と気づかないもの。
それを伝えてみるのも、コミュニケーションのとっかかりとしては良いかもしれません。
お休みの取り方は?
いやいや、初日から聞きづらいでしょ!と考えるかもしれません。
が、自分の病気や怪我、子育てしている人などはならなおさら、いつなんどき、休まなければいけない状況が来るかわかりません。また、自分のメンタルのためにも休みが取れる状況は把握しておいた方が良いと思います。
数多くの職場を体験する中で、この話は早ければ早いほど良いと感じました。
総務の方と話すことは初日がほとんど。また、現場の上長とサシで話す時間が多いのも初日です。
相手も「なんでも聞いて、疑問点は解消しておいてね」モードになっているので、このときに聞くのがベストじゃないかと思います。休みの取り方だけでなく、他聞きづらいことなども。
最低でも休む1週間前の申し出だとか、申請用紙がある、ハンコリレーが必要、前日でもOK…などなど。
私の経験だと、こちらから聞かない限り初日ではあまり伝えてもらえない印象。
いざ、必要に迫られて休もうとしたときに初めてルールがわかる、ということが多いなという感じが多い。
休むことは大事です。慣れてきた頃に疲れが出るでしょうし、子育て中なら突発的に起こるし。
初日に「これだけは確認するぞ」ということを決めておけば、後で「しまった〜」ということにならずに良いかと思います。
まとめ
以上、3つが転職成功後初出勤までに「想定」しておくべき3つのニッチなことです。
転職先では、自分のスキルや技術、自分の時間や精神力の提供が必須です。
それ以前に、転職後はその会社に自分を適応させてゆくことが何より最優先事項となってしまいます。
人間関係が注目されがちですが、ハード面での「3つ」の事が意外とボディーブローのように疲れを溜めてしまうことがあります。
事前に想定しておいて知っておくことで、不安の一部を少し軽くできるのではないかと思いました。
転職成功はゴールでなく、始まりですね。
楽しみましょ〜。