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【キャリアコンサルタント覚書】交流分析とは?を読んだけどそれをカウンセリングに活かす方法を考える。

交流分析

アメリカの精神科医バーンによって開発された心理療法

「今、ここ」の感覚。人と人との出会い。

分析は、「構造」「交流パターン」「ゲーム」「脚本」4つに分けられる。

 

構造分析

個人の中で、どの自我状態が優勢かを明らかにする。

 

親-Parents(2種)

CP-非難や否定など批判的な親の状態

NP-褒めたり労ったりする擁護的な親の状態

 

大人-Adult

事実に基づいた冷静な判断をする状態

 

こども-Child(2種)

FC-親のしつけを受けていない、感情的・衝動的・自己中心的な自由な状態

AC-親のしつけを守り、親の期待に沿った行動をする順応な状態

 

この自我状態の心的エネルギーの分配状態をグラフにして表したのがエゴグラフ。

 

 

交流パターン分析

上記の心的エネルギーの中で、人と接するときに自身がどの自我状態から、相手の自我へ働きかけているのかを分析すること。

 

 

ゲーム分析

自分が意識せずに非生産的なやり方で相手をコントロールしようとしたり、自分が反応してしまっている傾向に気づき修正すること。

 

脚本分析

親の影響の元で形成される人生における反応様式。親の人生と同じような人生を歩んでしまっているなどの「脚本」にきづき、「今ここ」で脚本を書き直し、自分の人生を自分でコントロールすることを目的とする。

 

 

 

キャリアカウンセリングで上記のことを活かすとしたら....。

 

エゴグラムを作成し、自分の自我状態がどう言った状態であるかを把握する。

それに沿った職業を検討しても良いのだけれども、それが本人にとって快か不快かを見極めた方が良い気がする。

また、あくまでも本人にとって結果は、「ゼンブ」でなく「イチブ」にすぎないことを肝に命じておく必要がありそう。

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