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転職活動でのSNS運用をアピールする際に気をつけること5つ

SNS運用を就職活動でアピールするには?

SNSを「趣味」ではなく、「目的をもった運用をした」というものを持っているのであれば、それは立派なナマモノのポートフォリオです。

もし、転職活動を意識したのならば、目的をもったSNS運用を行うことも就職活動を有利に進める道具のひとつとして有効です。

現代のSNSは「持たざるものの武器」です。

利用しない手はありません。

この記事では、SNSを転職活動でアピールするためのポイントを書いてみました。

40代になっての転職活動を少しでも有利に進めるための一つになることを理解できると思います。

次の5つの項目について、言葉で完結に伝えられるとSNS運用が強みに変わります。

SNSアカウントの概要

運用するアカウントは、誰に何を伝えたえるものなのか?を完結に伝えられるようにします。

実際にマーケティングで行うように、ペルソナを詳細に作り上げます。

そのペルソナの悩みや求めている欲しい情報はなんですか?

そして、そのペルソナに応じて選択した媒体では、どのような投稿が伸びやすいか?

X・Instagram・ブログ・Youtube・Pintrestなど

特定のSNSを選んだ理由と根拠をはっきりさせておきます。

設定したペルソナの悩みに対して役に立つ情報を提供しているアカウントであることを一言で伝えられるようまとめます。

ちなみにこのブログのアカウント概要は、

40代女性の転職活動やキャリアチェンジを成功させるための知識やマインドセットの情報発信をするアカウント

となりますね。面接で聞かれたとしたら、すぐに答えられます。

転職の面接でSNS運用について聞かれたときに、その会社のターゲットに近いとより話しやすくなると思います。

また、希望する会社に合わせて少しだけペルソナ設定の悩み部分を共通させるような話をしても良いかもしれません。

面接の通過チャンスが広がるかもしれません。

どのような調査(競合調査、ベンチマーク)をしたのか

アカウントの概要を決めたあとは、同様のアカウントの競合調査を行います。

その中で、特に参考になるアカウントをベンチマークとしてピックアップする作業を行います。

そういった自分以外のアカウント調査ができることも、転職スキルのアピールになります。

自分が発信したい内容と同じ方向性のアカウントを10人程度ピックアップします。

それぞれの投稿内容を10~30個ほど精査します。

投稿の内容
プロフィールの書き方
どのような投稿頻度
画像の使い方
デザインの方法
フォロワーの特性
フォローしている人
反応の高いのはどういた内容か…

などのデータの収集を行います。

そうすることで、自分に不足している部分や見てもらいたい人にバズる内容等を参考にすることができます。

SNS運用を転職に活かすために、競合調査の意味と方法、ベンチマークすることによるメリット・デメリットを活かした施策が行えたかを話せることが大切です。

運用の目標数値

アカウント運用の中でも特に大切な目標設定は行っているでしょうか?

いつまでに、どの指標でどのくらいの数字を目指して運用したのかを明確にしていることは大切です。

なんとなくSNS運用をしていたのでは、たとえ結果がでていたとしても偶然と片付けられてしまいます。

「SNSをしている」のではなく「SNSを運用している」と胸を張って言える状況にしましょう。

例えばXのSNS運用だとすれば、6ヶ月でフォロワーを500人達成する。

そのための行動は1日3回の投稿をし、Googleのスプレットシートで管理。

5日ごとのフォロワー数と閲覧数の数値を計測してPCDAを回してゆく。

SNS運用を転職でのアピール材料とするには、結果が大切なのではありません。

その結果を元に、次の改善や仮説を立てたことや、運用途中ならば次の考えた施策が書くことが大切です。

目標とそれを達成するための行動と、行動の結果からのPDCAを行なったことが今後の経験として生かせることを主張しましょう。

結果の要因

その結果に到達したのかの自分なりの仮説や要因を書きます。

結果は率直に書きましょう。

これは、目標達成でも未達でも、自分なりの仮説を立てることが重要になります。

ペルソナを設定して具体的に行動したこと、継続的にPDCAを回しながら改善と仮説と施策を実行しながら体験したことを具体的に書きます。

SNS運用をしたことによる、自身の計画性や企画性、個人アカウントとはいえ経験したことをアピールします。

常日頃からのチェックポイントは、Googleスプレットシートにまとめます。

数値のまとめ方やみやすさもスキルの一つになります。

営業資料の提出の形にしても、営業職としてアピールポイントになりそうです。

自分なりにSNSの運用の方法や改善点の方法を調べてリストアップして独自のチェックリストを作成します。

そのチェックリストに沿ってPDCAサイクルを回しているか常に確認しましょう。

実績をみせるのにポートフォリオを

SNS運用で実績を見せるのに最適なのがポートフォリオです。

ポートフォリオはデザイナーだけのものではなく、営業職希望でもマーケティング職希望でも自分の実績を示すのに提出することはマイナスではないと思います。

個人アカウントでのSNS運用でも十分に魅せられる部分はたくさんあると思います。

こちらにも書いたように、

キャリアチェンジや未経験からデザイナーを目指す人のポートフォリオの作り方

この記事の内容は、職業訓練校での講義を聞いた内容を自分なりにまとめたものになります。 そして、15年以上雇われデザイナーとして働いて転職し続けてきたわたしの経験談も入ってます。 ポートフォリオは、転職 ...

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Googleドライブに格納したりしているポートフォリオのURLをQRコードとして貼り付けても良い可と思います。

こつこつと地道に継続していることも大きなアピールポイントとなります。

継続するためのコツがあれば、その内容もしっかりと載せましょう。

アピールしないほうがいいSNSはこんな感じ

転職活動において、むしろ出さないほうがよいと判断するSNSアカウントでの運用とは以下のようなものです。

目的設定がない、ただの数値(フォロワー、インプレッション、いいねなどの数)。

→反応の良かった投稿やフォロワーやリプライが増えた理由を自分なりに分析しましょう。

    コンテンツ概要と無関係の意味のないリプライ(興味があるだけのインフルエンサーへの絡みなど)。

    →個人的なアカウントで行います。

    発信ジャンルが異なる投稿へのリポスト、いいね、引用リツイートなどをおこなう。

    →運用アカウントということを意識します。

    発言が目的のない日常の出来事やあいさつを繰り返すだけの投稿。

    →継続的に運用すると、ファンが付いてうちわの話も出てくるかと思います。ただ、うちわだけの盛り上がりでは新規のフォロワーにとっては疎外感を感じやすく離脱にもつながります。一線をたもってのやり取りがベストです。

    コンテンツ概要と関係のないハッシュタグをつける。

    →フォロワー数獲得のためと思われます。ただ、戦略的につけているのであれば無駄にはなりません。

    以上を考えると、副業として「収益」を意識したSNS設計をするほうが、転職活動においても副収入の可能性においても十分なリターンがあるように思います。

    それでは「まとめ」いきましょう

    会社でのSNS運用と同様、個人のアカウントでもはっきりとした目的に沿ったうえでの活動は、仕事上のスキルとなり経験になる可能性は十分にあります。

    ポイントは「目的と目標をもって」「仮説をたてながら」「PDCAをまわしている」ことです。

    会社で行っていることと同じですね。

    会社の中だけでなく、普段から自発的に行える人材なのだとアピールできることは大きな強みになります。

    そして、その副産物として、SNS運用は副業として収入を得られる可能性があります。

    事業主としての収入ができるならば、今後の資金計画においてもこれほど心強いものはありません。

    スキルを付けることは無駄ではありませんね。

    がんばりましょう!

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