ほとんどの人が「今の職場を辞めたい」と感じる瞬間から転職活動を始めます。
けれども、私の考えは違います。
私の考えは「常に転職活動しましょう」というものです。
その理由は、チャンスの女神はこちらの希望した時に来ないし、きてもすぐに過ぎ去るから、です。
そして、働く期間がどんどん長くなるためです。
2025年には国民の約3人に1人が65歳以上、約5人に1人が75歳以上となる計算です。2024年9月13日に閣議決定された「高齢社会対策大綱」での政府の方向性は在職老齢年金の見直し、つまりは「高齢者になっても働いてね」というものです。
大多数の人が、なにかしら仕事で人生の多くの時間を使うはずです。
その時間が少しでも満足と納得のいく、楽し口充実した時間にしたいはずです。
もっというと1日の3分の1の時間を仕事に費やしているならば、同様の時間を費やす睡眠は良質なものにしたいと考えます。
睡眠へ感じる価値と同じくらい「この仕事いいわ〜」な仕事、「仕事やっててなんだか楽しい」仕事にすることこそ人生がより充実する気がします。
以下の記事では常に就職活動をする、という理由とその行動を書いてみました。
少しでもハッと思うところがあれば幸いです。
定期的に仕事を検索する
転職活動を常に意識する理由は、キャリアの成長や選択肢を増やすためです。
予期せぬ事態やふと自分のキャリアはこれでいいのかなと感じた時に動くのではタイミングを逃すことがあります。
自分のキャリアを自分の思う通りにしてゆくには、常に転職市場を意識することが大切です。
例えば、市場のトレンドや新しい職種の情報を日々チェックしていると、将来的に自分に合ったチャンスが見つかる可能性が高まります。
人材市場に沿ったスキルを意識して自分に合ったものをキャッチすることが大切です。
たとえ、現在所属している業務に必要がなくとも、興味を持って身につけてゆくとそれだけで仕事の可能性が広がります。
また、業界内での人脈を広げたり、自己PRを磨いたりする機会にも恵まれます。
今は、SNSなどでも発信することができるのでそのアカウントだけでも転職活動には有利に働きます。
こういった準備があると、いざ転職を決断したときには、自分に合った職場をスムーズに見つけることができます。
定期的に自分の目標を確認する
毎年の元日、1年の目標を立てる人は多いと思います。
「今年は、〇〇の資格を取る」
「今年こそ、5キロ痩せる」
「今年は、副業にチャレンジして、月5万円収入を増やす」
などなど。
そして1年経った頃、結果はどうなっているか?
「ああ、今年も終わっちゃった」
そういう経験はほとんどの人がしているのではないでしょうか?
そういった時、一度ぼんやりと目標を立てたきりそのままにしていませんか?
目標を定期的に見直すことはとても重要で、目標達成に大きく関係します。
「モチベーションの維持」目標を定期的に見直すことで、その目標の重要性を思い出し、モチベーションを維持できます。
「進捗の確認」目標の定期的な見直しにより、自分の進捗状況や現在の状況にあっているのかを確認できます。必要に応じてたてた目標を調整することも可能です。
「必ず叶える!という達成への意志を強化」定期的に目標と向き合うことで、目標達成への達成への強い意志が強化されます。
これらにはちゃんと科学的なエビデンスもあります。
科学的エビデンスはここでは割愛しますが、いずれも定期的な目標の見直しが目標達成に効果的であることを裏付けています。
定期的に自己分析する
仕事に関する悩みが出た時に、私はいつも自己分析します。
過去には、仕事への悩みが深刻になるたびに占いに頼りたくなる気持ちがで、論理的に解決を考える先に占いに頼ってしまう面がありました。
けれども、それでは耳障りのよい言葉だけ聞いて安心してしまうだけ。
なんとはなしに、ただただ自分が良くない部分と思っているところを直視していない気がしました。
なので、信頼性のあるツールを使って自分の傾向をしっかりと見定めようと考え始めました。
Web上では、それこそいろいろなツールがあります。
仕事に関する自己分析はこちらが網羅的で便利です。
こちらも転職サイトならではのデータに基づいた自己分析ができます。
定期的に履歴書・職務経歴書をアップデートする
履歴書・職務経歴書は定期的にアップデートしていますか?
履歴書・職務経歴書なんて職探ししている時だけしか描いたことがない、という人が大半だと思います。
今は20数年前(就職氷河期などなど)とは違い、手書きの時代ではありません。
手書きの履歴書を求める会社はこちらから切り捨てましょう。
Webサービス上でアカウントを作った上で、スキルのアップデートがあった時や資格を習得した時などにはこまめにアップデートしましょう。
自分のGoogleドライブのワークシートでテンプレートを元にして作成しておけば、外部サービス消失の不安も無くなります。
いつでも最新にしておくと、自分の理想的な求人が出た時に、すぐに動けます。
それでは「まとめ」いきましょう
人によっては転職は必要ない、という意見もあります。
今の職場で十分だと思う人や満足している人、転職する自信がない人もいるかもしれません。
しかし、常に転職を意識することは、なりたい自分に向かうために重要な視点なのです。
今の仕事に満足している場合でも、新しい発見や成長のチャンスが随所にあることを忘れないためにも転職活動を常に意識することが必要です。
結論として、転職活動は「辞めたい」と感じる瞬間だけではなく、常にキャリアの選択肢を意識することが成功への第一歩です。
変化の多い時代に常に対応することを意識しましょう。
自分を定期的に分析し、自分のスキルをアップデートし、新しいチャンスを逃さないためにも、日常的に意識して転職活動に目を向け続けることが重要です。