SNS運用は、転職活動をするうえでアピールできる技術の一つと言えます。
それは、仕事上のスキルとSNS運用に必要なスキルで共通する部分が多いためです。
そこで、自分なりに目的を持ったSNS運用をしているのであれば、それをも転職活動でも活かせる点を5つ書いてみました。
一朝一夕では数値にならないSNS運用ではありますが、転職活動を意識し始めたときに始めてみるのもよいと思います。
もちろん大前提として、コンテンツ内容は「人の役に立つもの」、「公序良俗に反しないもの」です。
SNSが本当に転職活動に役に立つの?と考えている人は、この記事を読むと始めてみようかと考える記事となりました。
この時代の身につけるスキルとして、ぜひ最後まで読んでみてください。
コンテンツ企画力
SNS運用では、まず、どのようなターゲットに何を伝えたいかを考えて投稿することからスタートです。
設定したターゲットにどのような投稿が刺さるかを考えます。
ターゲットの悩みや解決したい問題、必要としていることを考え抜くことです。
そのターゲットが求めていることを想像して投稿の内容を考えるのですが、ここが企画する能力です。
このスキルは仕事で言うところの、マーケティング全般やプロジェクト管理になります。
例えば、ユーザーのニーズを分析しそれに応える企画を立案する力は、商品開発や広告戦略、マーケティングなどでも重宝されます
また、相手の求めていることを考える、というところでは社内の人間関係にも関わる能力でしょう。
そして、人が求めるものをリサーチして仮説を立て企画を立て続けること。
この継続力が求められる可能性は大いにあります。
データ分析力とPDCAサイクル
SNS運用では、投稿の効果を数値で把握することができます。
出てきた数値を分析することにより、次の投稿に反映できます。
フォロワーやいいね、保存や拡散の数値からPDCAサイクルを回すことがことができます。
このスキルは、広告運用やWebマーケティング、さらに様々な業務改善の場面で役立ちます。
ここでは、データ分析ができる技術や知識よりも大切なことがあります。
それは、結果から仮説を立て、次の施策を考え実行する、つまりPDCAを回し改善を考えることができる人材が重要です。
例えば、結果から分析を行い仮説を立てる。その仮説に対して効率的な行動を取れることが、転職のスキルとして重要です。
ひいては、仕事全般の生産性を向上させる人材だともいえます。
コミュニケーション力
SNS上でフォロワーとのポジティブなやり取りは大切な要素の一つです。
多くはテキストベースでのやり取りですので、ここでもオンライン上のコミュニケーションスキルを持つ人物と見て取れます。
このスキルはカスタマーサービス、営業、人事など多くの仕事で応用可能です。
また、在宅勤務などにも大いに活躍できるスキルです。
部署や年齢、立場を問わない多数の人と円滑なコミュニケーションが取れることは、信頼関係の構築やトラブル対応でも強みを発揮します。
また、
ビジュアルデザインの基礎
SNSでは、そのプラットフォームや投稿内容にもよりますが、画像や動画の魅力が非常に重要です。
どうすればこちらの意図を伝えられるのか、基本的なデザインスキルが求められます。
このスキルは、プレゼン資料作成、広告制作、DTPなど幅広い分野で役立ちます。
見やすい資料や販促物を作成できる人材は、プロジェクトの説得力を高められる貴重な存在と言えます。
また、デザインスキル以前に反応のある投稿、つまり競合調査の活かし方を知っているか判断ができる機会となります。
他社の投稿で、良いデザインの要素を自分の投稿に反映して試してみるという考え方が大切です。
独りよがりでない、広い視野の有無も問われます。
トレンドキャッチ能力
特に40代転職では、ITスキルや技術についていけなくなるのでは?という懸念がされることも多いでしょう。
SNS運用をすることは、その懸念も払拭するナマモノのポートフォリオとなります。
SNSのトレンドは目まぐるしく変化するものです。
それをいち早く察知し活用できるスキルは、転職活動において年齢という不利な点をひとつクリアするチャンスとも言えます。
柔軟性や適応力が高く、学習する意欲がある人物は、どの業界でも重宝されます。
消費者の嗜好や市場動向を反映させた戦略をキャッチし、企画提案できる人材は、マーケティングや商品企画でも重宝されます。
それでは「まとめ」いきましょう
以上のようにSNSを運用することは、転職活動においても有益になることがあります。
普段から継続してこれらのスキルを高めることで、SNS運用にとどまらず、幅広い分野で活躍の場が広がります。
それほどまでに、SNS運用は考えることや調べること、それにともない身につくスキルが多種多様です。
副業としてもSNSを活用することで、本業以外のスキルも磨かれその先には独立や企業の道も開かれる可能性だってあります。
また、 SNSは「持たざるものの武器」と言われるように、スキルに自身がない人でも十分に挑戦できるものでもあります。
以前、超大手企業の勤めている高校時代の友達でに会った時「SNSなんて怖くてできんわ」といっていたのを思い出します。
武器を保つ必要のない人にこの記事は響きません。
ですが、SNSが転職活動の武器になる可能性を感じたならば、すぐにSNSを開設して継続して運用することを考えてみましょう。