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転職力は現代社会の必須スキル!転職によって身につくスキルを7つほど

転職は社会人スキルのひとつだと考えています。
これまでで私が10数回転職活動を行った中で、転職活動に必要な転職力が社会で生き残るためのそのまま活かせること盛り沢山だったためです。
そしてその転職力は、今後も必須スキルとなってゆくと考えています。

これは、転職活動をして身につけてゆくしかないでしょう。
転職することには、いくつかのリスクが生じたりしますが(それでもリターンのほうが大きいと考えている派です)、転職活動をすること自体はノーリスクです。

日本の労働環境における転職について語るにあたり、まず基本的な背景を押さえておきます。
日本は長い間「終身雇用」の文化が根付いていました。
しかしここ最近では、この考え方は180℃変わり、多くの人々がキャリアや給与アップの転機を求めて転職を検討しています。

しっかりとした準備と戦略を持ち、転職スキルをあげてゆきましょう。
ちなみにこのスキルは生涯にわたって使えます!

自己分析力

自分の価値観・強み弱み・できることを把握する

自己分析は、転職活動の最初のステップです。
自分の強みや弱みはもちろんのこと、何よりも自分自身の価値観を最初に明確にします。
そして、希望する会社における目指すキャリアと自分ができることを明確にすることで、適切な職種や業界を選ぶことができます。

自分のスキルや経験を客観的に評価し、どのように転職先企業に貢献できるかを考えることが重要です。

自分の価値観を最初に明確にし譲れないものとして、その後に自分の強みや弱み、好きで興味のあること、なりたい将来のキャリアの目標まで明確にして言語化している人は、自分に合った職場や職種を見つけるのが上手です。
これにより、応募する企業やポジションの選定が的確になり、転職活動の長期化を避けることができます。

自己PRの作成

自己分析を基に、効果的な自己PRを作成することは、おそらく転職アドバイスとしては一番に言われることだと思います。
自己PRを書く時に一番大切なポイントはひとつだけ!
実際の経験を踏まえたエピソードを交え、自分の価値を伝えることです。

なにか、参考にしたいな〜と思い、転職サイトによく見かける自己PRの例文を探しますが、その内容はというと、こちらのやる気が萎えてくるものが多いです。
「△△で昇進し、社内で〇〇部門でトップの成績を収め、□□賞をもらいました」
・・・そんな人、転職する?と突っ込みたくなるものも少なくないです。

私が何度も転職して言えることは、些細なことでも具体的なエピソードを交えて「1つだけ」アピールすることです。
どう考えて行動をして・どういった(良い)結果がで、その結果から次はどのようにつなげたか?
それらのことが希望する会社にどう活かせるのか?

立派な成績のアピールは必要ないと考えています。
以前働いていた、働く人も規模も価値観も、すべての前提条件が違う会社の中での基準なのですから。

自分の経験やスキルを具体的な成果やエピソードを交えて効果的にアピールできる人は、採用担当者の記憶に残りやすいです。
個人的なストーリーが頭に残るからです。
自己PRが上手な人は、同時に、必要なアウトプット、情報を的確に伝える能力があると判断できます。
そして、自らの体験をストーリー(物語風)にして一番伝えたい自分の価値を抽象化する。
自分の価値を的確に伝えることは、他の候補者との差別化ができ印象も残りやすいために、転職の成功率が高まります。

コミュニケーションスキル

面接でのコミュニケーション

面接はコミュニケーションの場です。
少なくとも、私の心構えはいつもそうです。
上も下ももちろんなく、相手が一方的にこちらを見定めるのではなく、こちらも相手を通して企業を見極めるという意識でいました。

現場の人が行う面接、人事の人が行う面接、トップや役員の面接。
色々ありますが、自分が仕事としてできることや仕事に対する意識や価値観を開示する、という意識です。
プラスして、相手(面接する側の会社)のことをどのくらい好意を持っているかを示す時間。

面接の経験を重ねるに連れ、そういう意識になりました。

転職活動では、多くの人と接する機会があります。
営業職や販売職など、日々多くの人と接している仕事以外では、初対面の人と長時間話しをすることは少ないかもしれません。
話すことに苦手意識がある人は、自分の話を無条件で聞いてもらえる場所だ、と思って臨むこともおすすめです。

効果的なプレゼンテーション

面接の場所は、自分の考えや意見を明確に伝えるプレゼンテーションスキルを発揮する場所とも言えます。
流暢にいい間違えせず、詰まることもせず、質問にも滞りなく答えることがが上手なプレゼンテーションと思われがちですが、そうではありません。

自分が伝えたいこと(転職活動の場合は自分の価値を知ってもらうこと)が相手にしっかりと伝えることができれば効果のあったプレゼンテーションと言えます。

分析力とクリティカルシンキング

希望する会社が直面している課題を、自分のスキルを持って解決できるかどうかを判断することが転職活動でもあります。
自身が可能な限り集めたデータや情報を分析し、論理的に考えるクリティカル・シンキングが必要です。

転職活動中の企業分析は、ついつい入社したい気持ちが先走りがちです。
転職希望者は、入社希望の企業が発信しているWebサイト上の自信に溢れたビジョンや採用ページに書かれたポジティブな従業員の言葉を鵜呑みにしがちです。

そこでクリティカル・シンキング(批判的思考)の出番です。
現状、企業が人を採用して解決したい課題・問題は何か?
その現状が発生した理由を「批判的」に分析し、さらにその先の本質的な課題は何か、解決するには自分のどんなスキルを持ってできそうか?を問題解決方法を用いて網羅的に、かつ深く考え抜きそれを自己PRや面接の場でアピールします。

効果的に問題の原因を伝えることができれば、問題の発見とその解決策を見つけることができる能力が評価されます。
問題の発見、事前の予測、問題発生後の解決策とロジカルに考えるスキルがあるならば、今後発生する、あらゆる問題にも冷静に対応できるスキルであるともいえるでしょう。

創造性とイノベーション

既存の方法では解決できない問題に対しては、創造的なアプローチが求められます。
ですが、このアプローチが受け入れられるかどうかはまた別の話。

例えば、転職の採用ページでこんな文言をみかけませんか?
「どんどん新しいアイディアをだして〜」「挑戦できる場所」「新しい視点で改善策を打ち出して〜」

実際に入社すると新しい意見を求められる場もほとんどなく、発言しても一蹴されることがほとんどです。(私の完全個人的意見です)
転職を何度か経験して思うことは、人間と同様に企業にもホメオスターシス(恒常性維持)と似たような生理的体質があることです。
これまでのやり方にメスをいれ、新しいアイデアを生み出し、実行に移すことができる創造性とイノベーションのスキルは、企業にとって貴重な資産となるにもかかわらず、です。

転職しょうがしまいが、企業側に変化を受け入れない体質を感じ、自分は新しい風を吹かせられないと落ち込む必要はありません。
大切なのは、その企業体質に染まることない自分を保つことです。
それには、常に改善できることはないか、よりよく向上できることはないか、というマインドを保つことが、転職に向けてのスキルだと思います。

適応力

変化に対応する柔軟性

現代は、ビジネス環境は常に、そして勢いよく変化しており、その変化に対応する柔軟性が求められます。
特に日本の労働環境では、企業文化に適応する能力が重視されるため、柔軟性は大きなアドバンテージになります。
新しい環境や職場に対してオープンで、変化に対して明るく前向きに対応できる人は、企業にとっても魅力的です。

チームでの作業が多い職場では、協力と協調性が重要です。
チームメンバーと円滑にコミュニケーションを取り、共同で目標を達成するためのスキルを身につけましょう。
異なる意見や視点を尊重し、建設的なフィードバックを行うことが求められます。

新しいスキルの習得

適応力を高めるためには、人間関係や環境以外にも、新しいスキルを積極的に習得する姿勢が必要です。
特にテクノロジーの進化に伴い、新しいツールやシステムを学ぶ能力が求められます。
会社が提供してくれる講座やセミナーや資格だけではなく、回収可能な良質な自己投資に対しては自腹をきってでも挑戦し、常にスキルアップを目指しましょう。

タイムマネジメントスキル

優先順位の設定

限られた時間の中で効率的に業務をこなすためには、優先順位を適切に設定する能力が必要です。

転職活動をする人には、今の仕事を続けながら転職活動を行う人。
子育てや介護をしながら(仕事が決まらないと保育園には預けられないなど)転職活動をする人。

日々の活動から時間を抽出し、締め切りや時間を守るための事前計画を立てることが転職スキルには必要です。

面接の場合も、自身の身支度や必要書類の準備などを考慮に入れても十分な時間が必要です。
遅刻しないための事前確認、会社のおおまかな情報を再度チェックする時間も必要です。
最近ではWeb面接などが主流になったとはいえ、その場合でもあらかじめ準備が必要です。
部屋の整理整頓や面談のためのカメラやマイクのチェック、場合によっては照明が必要な場合もあります。

多くの転職サイトでは、転職を成功させた人の活動期間は3ヶ月から6ヶ月が最も多いとあります。
この期間、常に日常に組み込む優先順位を考え動き続けるというのは、転職スキルのひとつとも言えます。

自己管理

タイムマネジメントスキルを向上させるためには、自己管理のスキルも重要です。
自分のペースで仕事を進める能力や残業や余分な仕事を断るメンタル。
ストレスを管理する方法を身につけることで、効率的に働くことができます。

体調管理も重要なスキルの一つです。
特に面接などでの緊張、なれない路線でのラッシュアワーなど、ストレスフルになることも多く免疫も下がりがちです。

体調不良で面接を臨むことも断ることも難しい転職活動なので、しっかりと体力・食生活・睡眠に気を配りたいところです。

人間関係

転職活動というアナウンス

転職活動において、これまでの人間関係は非常に重要です。
最近の転職には、出戻り転職やリファラル採用もあります。

出戻り転職とは、その名の通り、以前働いていた会社へ再度採用され転職することです。
すでに働いた経験のある会社なので当然のことながら、そこで働く人や会社の方向性や価値観を熟知しています。
他社で働いてみたけれども、やはり今までいた会社が自分を一番評価してくれていた、働きやすかった、と気づく人も一定数いるようです。

リファラル採用は、その会社に務める従業員の紹介による採用活動のことです。
転職者にとっては、一般の公募にない企業への接点がもてたり、紹介者から社内の情報を聞けるなどのメリットがあります。
企業にとってのメリットは、潜在的な転職希望者の発見ができます。また、自社をよく知る従業員による目利きがあるため、必要なスキルや価値観にフィットした人材と効率よく出会うことができ、採用コストを下げられるなどがあります。

一見、思いも寄らない方向からの転職です。
この人なら、一緒に働きたい、と思わせるような行動や関係性がこれまでの生き方で示せている証です。

これまで働いてきた会社の人とも良好な関係が続けていられる。
友人知人の働き方がイキイキしていて興味があって話すと価値観も近い。
働いてきた会社の愚痴や悪口は言わない。

このような人には、「うちの会社、今採用活動していて…」と声のかけやすさがあります。
転職活動中の人は、友人知人との繋がりを雑にせず「今、転職活動中なんだ」とオープンにアナウンスしておくことも転職スキルの一つです。
転職活動というと、人からどう見られるか…、と考える人は時代に逆行しています。

もちろん、人間関係では「搾取する人」から逃げることはすでに常識となっていることは忘れずに注意は必要ですが。

転職エージェントとのやり取りも大切

転職活動では、転職エージェントを活用する人も多いかと思います。
自分が転職市場でどのような位置にいるのか、新しい職の情報、自己分析へのアドバイスや添削を受けたりすることができます。
もちろん、エージェントとの相性もあります。

転職エージェントも様々です。
大前提として、転職を希望している人がエージェントの紹介で仕事を決めた歳に、紹介手数料が発生するという仕組みがあります。
紹介による転職が多くなれば、報酬が上がる、というものです。

転職エージェントに登録して仕事を紹介してもらったけど、全く希望に沿うものでなかった。
一度、紹介したものを断ったら音沙汰なし。

こういう経験をした人も多いのではないでしょうか?
転職エージェントで登録した時に担当する人にも、良くも悪くもそれぞれの思いがあります。

合わないと感じるならば、担当者を変えてもらうなどのことも必要です。
そして、1つのエージェントだけでなく複数の登録を考えてみることも必要です。

テクニカルスキル

ITスキルの習得

現代の職場では、基本的なITスキルが求められることが多いです。
少し前ならば、ExcelやPowerPointなどのツールを使いこなす能力が必須とされてきましたが、それに加えて今はGoogleのスプレットシートやスライドのの使用経験も必要なことも多くなりました。

特に在宅勤務やリモートワークも視野にいれるのであれば、コミュニケーションの要となる、チャットツール(「Slack」「Chatwork」「Microsoft Teams」「LINE WORKS」などがよく使われています)の使い方に慣れていると良いと思います。

情報収集スキル

転職市場や業界の動向、企業の内部情報をしっかりとリサーチできる人は、面接での説得力が増し、採用担当者に好印象を与えます。
口コミサイトなどで実際に働く人の声を拾える場合もあります。
目指す企業の業界の動きやトレンドを押さえて面接で考えを伝えることで、入社後の働きをイメージしてもらいやすくなるということもあるでしょう。

Webでの検索能力がついていることで、応募先企業の価値観や求める人物像に合った自分のアピールポイントを自分のもつものとすり合わせをし、面接などで的確に示すことができます。
その結果、企業の求める人材と自分の求める仕事をマッチし、採用につながる確率が格段にあがります。

情報収集はWebで誰でも簡単にできると思いがちです。
ですが、本来の情報収集である検索の力は、誰かの一方的な考え、フェイク情報、感情的に書かれたコメント、アフィリエイトなどの広告収入が関わっていない情報、1次情報からではない寄せ集めの情報などに惑わされずに取捨選択する能力と言えます。

この力は転職スキルだけでなく今後も大きく自分を守る力となることは間違いなしです。

デジタルマーケティング

デジタルマーケティングのスキルも、転職において大きなアドバンテージとなります。
SEOやSNSマーケティング、コンテンツマーケティングなどの知識を身につけることで、企業のオンラインプレゼンスを向上させる事ができるという強みを自分の持ち味を加えることができます。

また、知識を学ぶだけでなく、自分自身が何かしら有益な情報を発信してゆくことも転職スキルをつけるうえで有効です。

自分が学び続けている勉強や極めている趣味、愛するペットを可愛く写真で取る方法などそれらを言語化しておくことが、転職において大きなプラスとなります。

実際、私がWebデザイン、DTPデザインのしごとを「ブランクあり・転職3回目・30代・未経験・保育園児の二人子育て中」という不利な条件でも転職できたのは、ブログを書いていたことが大いにプラスになりました。
PC電源の付け方もわからなかったときから、初めて学ぶデザインとAdobeソフトの勉強過程をすべてブログにして発信してました。

そのブログURLをポートフォリオも兼ねて履歴書に記載しました。
毎日の継続・技術の向上・人となりが、面接で確認するよりもよく分かると言われました。

もし、単なる趣味ではなく目的をもって運用しているSNSがあれば、ぜひ、転職スキルとして記載することをおすすめします。

英語力やその他の言語の向上

グローバルなビジネス環境では、英語力が非常に重要です。ビジネス英語のスキルを向上させることで、海外のクライアントや同僚と円滑にコミュニケーションを取ることができます。英語の文書作成やプレゼンテーションスキルも向上させると良いでしょう。

また、最近では従業員の海外移住者の雇入れも多くなっているようです。
私がこれまでに勤務した中でも、アジア圏の方が勤務されていました。
また、海外でのやり取りがある部署での勤務では、Google翻訳で乗り切っていました。

Google翻訳も万能ではないので、こちらも使うコツがあります。
今だと、ChatGPTなどのAIをしようしても良きですね。
言語を扱えるようになることにはメリットは大きいです。
が、これからの自分のやりたいことと照らし合わせて学習のための時間とコストと天秤にかけ、必要ではないと判断したならば、Google翻訳やChatGPTでの翻訳機能をうまく活用するスキルを身に着けたほうが効率的です。

言語習得が好きで得意な人は、英語以外の言語スキルも、特定の業界や職種に限らず、転職の選択肢を広げることができます。

それでは「まとめ」いきましょう

転職を成功させるためには、多岐にわたるスキルセットが求められます。
自己分析力、コミュニケーションスキル、問題解決能力、適応力、タイムマネジメントスキル、人間関係、テクニカルスキル、を磨くことで、転職活動を有利に進めることができるでしょう。
自分のスキルを常に向上させ、変化に対応する姿勢を持ち続けることが、転職成功の鍵となります。

がんばりましょ!

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